フィロソフィー トロッケン(辛口) 2015 Spindler
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Heinrich Spindler Philosophie trocken ヴィンテージ 2015 ぶどう品種 リースリング アルコール度数 12.5% 味わい フレッシュでまろやかさもある辛口
スクリューキャップ使用
商品番号 |
spd15001 |
商品名 |
フィロソフィー トロッケン(辛口) 2015 Spindler |
希望小売価格 |
3,446円 |
販売価格 |
3,000円 |
税抜価格 |
2,778円 |
生産地 |
ファルツ |
送料区分 |
送料別 |
在庫 |
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ファルツを感じられるリースリング
ハウスワインに位置するグーツワインのリースリング・トロッケンは2種類あり、それぞれ
ワイン名がつけられています。ラベルはこのフィロソフィのみのものです。
レモンのニュアンスのあるフレッシュさがありながらまろやかさもあります。
フォルストとその周辺の畑の所有する区画からのワインで、土壌は砂岩が中心ですが
玄武岩などのキャラクターも感じられます。
シーファー土壌のモーゼルとは個性が異なり、ファルツらしさを感じられる輪郭のリース
リング・トロッケンです。
瓶詰め前に1%の甘口シュペートレーゼをブレンドすることにより(ジュースによる加糖であり
ません)、やわらかさと立体的な骨格が生まれています。ほんの少しだけなので甘みなど
味わいに影響はありません。
グーツ(ハウス)ワインGutsweinの位置づけですが、果実味によるボリューム感とコクもあり
同じ価格帯のグーツワインよりワンランク上の質を感じることができます。
ト少し酸味のきいたドレッシングなどのサラダや濃い味付けではない洋食と合わせやすい
です。
醸造所紹介
Heinrich Spindler シュピンドラー
醸造所ワイン街道で有名なファルツのミッテルハートMittelhaartに醸造所と畑を所有しています。醸造所があるフォルストForstはダイデスハイムを少し北上したところにある小さい村です。もっと北上するとワイン祭りヴュルストマルクトで有名なバート・デュルクハイムがあります。
1600年代から続く家族経営の醸造所です。今の当主のマルクスは2007年に引き継いでいますが今もまだ30代です。 この地の郷土料理が食べられるレストランを併設してマルクスの母と兄が切り盛りしていてます。シンプルだけど素晴らしい料理が食べられるので人気のあるレストランです。
リースリングが中心ですが他のぶどう品種のワインも素晴らしいです。 ステンレスタンクか2000リットルの大樽にて発酵、熟成させています。 ファルツ、特にミッテルハートでは当たり前のようにビオでの栽培が行われていますが、シュピンドラーでも、EUでのオーガニック食品に表記されるユーロリーフのマークがラベルにあります(買取ったぶどうも使っている一部のグーツワインは除く)。
この周辺でもフォルストは特に畑ごとに地質が異なっていて、雑色砂岩Buntsandstein、石灰岩Algenkalk、玄武岩Basaltといった地質がエリアごとに分かれています。この特性を生かしてそれぞれのエリアのぶどうによる個性のあるリースリングの辛口ワインを造っています。 VDPの格付けに沿ったワインのラベル表記をしています。Ortsweinに相当する村名表記のもの、グローセス・ゲヴェックスに相当する畑名の表記のものなどがあり、クラスで分けた色、デザインの異なる3つのラベルになっています。 歴史のある醸造所なので、VDPに加盟している醸造所が所有し、高価なGGとしてリリースしているフォルストのキルヒェンシュトゥック、フロインドシュトゥックというような著名な畑も所有しています。 1800年代後半にシュピンドラーは家族、親せきで醸造所を分けていますが、ハインリッヒ・シュピンドラーがフォルストの著名な畑を受け継いでいて、今もシュピンドラー家の中では一番高い評価を受けている造り手です。
このあたりの醸造所は高価なワインが多い中、良い畑、区画を所有していて質も素晴らしく、なおかつコストパフォーマンスに優れたワインを造っているのでこの醸造所のワインを輸入することにしました。 しっかりとした味筋の中にもやさしさややわらかさを感じ、シュピンドラー家の実直でやさしい人たちの人柄の表れているワインということもこの醸造所が好きな理由のひとつです。
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シュピンドラーの他のワインはこちらから

フォルストのキルヒェンシュトゥックの畑
地下ケラー、木樽は2000リットル入り
レストランにて、羊にごまをまぶして焼いたもの
フォルストの村の中心の通り