ベルク・シュロスベルク リースリング トロッケン(辛口) 2016 ビショッフリッヒェス・リューデスハイム
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Bischöfliches Weingut Rüdesheim Rüdesheim
Berg Schlossberg 'Katerloch' trocken ヴィンテージ 2016 ぶどう品種 リースリング アルコール度数 12.5% 味わい 高貴な辛口
商品番号 |
rud16001 |
商品名 |
ベルク・シュロスベルク リースリング トロッケン(辛口) 2016 ビショッフリッヒェス・リューデスハイム |
希望小売価格 |
4,840円 |
販売価格 |
4,100円 |
税抜価格 |
3,727円 |
生産地 |
ラインガウ |
送料区分 |
送料別 |
在庫 |
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有名畑のリーズナブルな辛口リースリング
骨格がしっかりしていながらやわらかさ、果実味もありリューデスハイムらしさを感じる辛口
リースリングです。
ベルクBergと名のつくリューデスハイムの有名で良質な畑の中のひとつ、川沿いの急斜面の畑
のシュロスベルクのぶどうを使用していて、以前の等級だとシュペートレーゼ・トロッケンに相当しま
す(この醸造所では辛口に等級はつけていません)。
この醸造所ではシュロスベルクでも2つの畑名ワインをリリースしていて、こちらはシーファー、
珪岩と石が多いエリア、カタールロッホKaterlochのエリアのぶどうで造られています。
ステンレスタンクでの発酵、熟成ですが香り高く味わいにも深みがあります。
モーゼルとは異なるミネラル感があり、口の中では縦に骨格を感じるワインで、モーゼルや
ファルツのワインと異なるやわらかさは土壌とこの造り手の個性によるものです。
リューデスハイムのワインが好きな方(辛口も好む方)には一度は味わっていただきい一本で
す。
醸造所紹介
Bischöfliches Weingut Rüdesheim ビショッフリッヒェス・リューデスハイム
この醸造所の起源は11世紀という記録があり、数々の苦難を乗り越えて醸造所は生き残り、20世紀にはこの地域の教会を管轄するリンブルク教区の運営となり、1996年から現在の醸造所名となっています。ワインのラベルなどに記されているマークはこの教区のシンボルです。 1980年代に、リューデスハイムの中心地から少し離れたところにある教会に併設された建物に醸造所は移りました。 この教会は1148年に建てられましたが破壊され、1165年にヒルデガルト・フォン・ビンゲンHildegard
von Bingenによって再建された修道院です(その当時の建物は現在教会として使われている一部のみとなっています)。ヒルデガルトはベネディクト会系の修道女で、その思想だけでなく薬草を使った料理の開発者としても有名で、今でも彼女の名は知られています(彼女の思想、哲学を受け継ぐ修道院が現在はリューデスハイムの郊外にあります)。
この醸造所は現在、主にリューデスハイムの畑のリースリングにより辛口系のワインを生産していますが、アウスマンズハウゼンとリューデスハイムにシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)の植えられている畑の区画も所有いて上質な赤ワインも生産しています。。 醸造を担当しているケラーマイスターのペーター・ペラーボは、赤ワインの産地として有名なアスマンズハウゼンにある醸造所クローネの醸造も担当しているので、ビッショッフリッフェスの赤ワインは隠れた目玉と言えることができます。 酵母と造りにより、この醸造所のワインにはテロワールの個性と共に共通の風味が感じられます。この風味から教会を連想することができます。
この醸造所のワインは生産量が少なくあまり流通していませんし、リューデスハイムの中心地から離れているのでたくさん訪れる観光客にもこの醸造所の存在は知られていませんが、質実剛健なワイン造りをする生産者で、ラインガウのワインが好きな方には覚えておくべき醸造所のひとつといえることができます。
2016年(2015年産)からラベルが一新され青いラベルとなりました。
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下記の写真は店主がこの村と醸造所を訪れた際に撮ったものです。

醸造責任者のペーター

ヒルデガルトの建てた教会 古い部分は一部だけが今も残っています

その教会の建物の中にケラーがあります

船から見たリューデスハイム 急斜面の畑が横に広がっています