グラウブルグンダー トロッケン(辛口) 2017 Franckenstein
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Freiherr von u. zu Franckenstein Grauburgunder
'Granit'
Zell-WeierbachOrtswein trocken ヴィンテージ 2017 ぶどう品種 グラウブルグンダー アルコール度数 12.5% 味わい まろやかさとコクのある辛口
スクリューキャップ使用
商品番号 |
frn001 |
商品名 |
グラウブルグンダー トロッケン(辛口) 2017 Franckenstein |
希望小売価格 |
3,780円 |
販売価格 |
3,300円 |
税抜価格 |
3,000円 |
生産地 |
バーデン |
送料区分 |
送料別 |
在庫 |
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バーデンならではのピノ・グリ
花崗岩(グラニート)土壌の畑からのグラウブルグンダー(ピノ・グリ)です。
バーデンではオルテナウのエリアには花崗岩土壌の畑が点在します。
VDPの新しい格付けではオルツヴァイン(村名ワイン)としてリリースしていて、今までの等級
ではカビネット・トロッケンに相当します。
バーデンならではのボリューム感のあるピノ・グリで、最初は強く感じるかもしれませんが、
飲み進めるとやさしさも感じられます。
ほどよい果実みによるふくよかさがありますが、内側にコクがあり、酸によるフレッシュ感も
あり、そのバランスが絶妙で、調和がとれた味わいとなっています。
ボリューム感のある自然なうまみをかみしめられるワインです。
口いっぱいに広がる果実味の余韻もあります。
素材によるボリューム感のある料理と相性がよいです。
冷製でもドレッシングや調味料で重さがある料理と合わせやすいです。
バーデンでイメージされる火山性土壌の畑のワインとは異なるきれいな酸があり、温暖な
気候ならではの厚みもあり、この地ならではの白の辛口ワインとなっています。
ステンレスタンクでの醸造、発酵ながら、自然が表現されている素直できれいな味筋です。
なおかつ気品もあり、ヴァインベルクのワインの中では、少し毛色が違う白ワインです。
醸造所紹介
Freiherr von u. zu Franckenstein フランケンシュタイン
13世紀から;続いているとされているワイナリーで、フランケンシュタイン男爵というワイナリー名です(物語のフランケンシュタインとは関係ありません)。1926年からVDP(高品質ドイツワイン生産者連盟)に加盟しています。 2008年からはフーシュレHuschle家がワイナリーを任されています。当主は30代のシュテファンです。
醸造所はライン川に近いオッフェンブルクOffenburgの郊外にあります。オッフェンブルクはフランスのアルザス地方のストラスブールと同じ緯度で丘の上のぶどう畑からはストラスブールの街も見えます。 このエリアのベライヒはオルテナウOrtenauです。縦に細長いバーデンの中で北寄りのエリアです。
この造り手の最も大きな特徴は2つの異なる土壌の畑を所有していることです。 オッフェンブルクに近いツェル・ヴァイアーバッハZell-Weierbachの畑は花崗岩Granit(グラニート)土壌です。数キロ離れたベルクハウプテンBerghauptenにある畑は片麻岩Gneiss(グナイス)の土壌です。 花崗岩の土壌はバーデンに点在していますが、片麻岩単独の土壌はこのエリアのみです。片麻岩土壌の畑はオーストリアに多いです。 この2つの土壌という特徴を活かし、オルツヴァイン(村名ワイン)のワインはリースリング、シュペートブルグンダーなどは同じ品種でそれぞれの土壌からのワインを別々にリリースしているので、土壌違いの比較を楽しむこともできます。 品種や等級にもよりますが、花崗岩土壌のワインのほうが軽やかでフルーティー、片麻岩土壌のほうが複雑みがあるように感じます。 シュペートブルグンダー、グラウブルグンダー、ヴァイスブルグンダーといいったバーデンを代表する品種の他にリースリングも多く栽培されています。両方の土壌の畑で栽培しているぶどう品種もありますし、適している片方のみで栽培されている品種もあります。
認証は取得していませんが、ビオロジックによる栽培です。 極端に収量を落とす、自然派ワインの造りをしている、などといった目立つ特徴的なことはしていません。しかし、丁寧にぶどうを育て、その土壌、ぶどうにあった造り方をすることによって、畑の個性も表れている自然なワインに仕上がっています。醸造も効率ではなく、良いワインを造ることを大事と考え、瓶詰めもあせらず、そのワインのベストを目指しています。 すごい、ではなく、おいしい。ワインを飲む中で重要な部分がしっかりとある、誠実なワインをリリースしています。
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フランケンシュタインの他のワインはこちらから

Zell-Weierbaachの畑 樹の根は30メートルほどを花崗岩の中に深く刺さっているものも
住居も兼ねている醸造所の建物の地下のセラー
醸造所のゲストルーム 庭も広く、パーティも行われます