シュペートブルグンダー グラニート<花崗岩> (赤・ミディアム) 2017 Franckenstein
|
Freiherr von u. zu Franckenstein Spätburgunder
'Granit'
Zell-WeierbachOrtswein trocken ヴィンテージ 2017 ぶどう品種 シュペートブルグンダー アルコール度数 13% 味わい 果実味の濃さのある赤ミディアム
スクリューキャップ使用
商品番号 |
frn17001 |
商品名 |
シュペートブルグンダー グラニート<花崗岩> (赤・ミディアム) 2017 Franckenstein |
希望小売価格 |
4,125円 |
販売価格 |
3,500円 |
税抜価格 |
3,182円 |
生産地 |
バーデン |
送料区分 |
送料別 |
在庫 |
 |
|
このワインにしかない魅力の詰まったシュペートブルグンダー
ダークチェリーの香り、風味とともに木の香りもあります。スパイシーな風味とジューシーな
果実味のある、ほどよい飲みごたえのあるシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)です。
花崗岩(グラニート)土壌のツェル・ヴァイアーバッハZell-Weierbachの畑のぶどうから造られ
ています。
花崗岩の土壌はバーデンでは点在していますが、ドイツ全体としては多くはありません。
フランスのローヌやボージョレは花崗岩土壌で、オーストリアのワイン産地でも見かけます。
VDPの新しい格付けではオルツヴァイン(村名ワイン)としてリリースしていて、今までの等級
ではカビネット・トロッケンに相当します。
皮などと一緒に果汁をつけておくマセレーションはこの等級としては長めの2週間行われて
います。
ステンレスタンクでの熟成ですが、香りも果実味も素晴らしいです。
飲み口は重くはなく、濃厚ではありませんが口の中に果実味が広がり飲みごたえを感じます。
総合的には同じく輸入しているグナイス(片麻岩土壌)のシュペートブルグンダーよりも濃さを
感じます。
ビーフシチューやハンバーグなど、想像しやすい赤ワインに合う料理、と合わせやすいので
はないかと思います。
ドイツの赤ワインをあまり飲まれていない方にはこのワインも飲んでいただきたいです。
なじみのあるいわゆる典型的な赤ワイン、という部類に入るかと思いますが、没個性というわけ
ではありません。
薄い、軽いというドイツの赤ワインのイメージとは異なる今のドイツを知っていただけるワイン
のひとつです。
しかし、他の国と同じ、ではなくドイツならではのやわらかさ、優雅さもこのワインから感じる
ことができます。
醸造所紹介
Freiherr von u. zu Franckenstein フランケンシュタイン
13世紀から;続いているとされているワイナリーで、フランケンシュタイン男爵というワイナリー名です(物語のフランケンシュタインとは関係ありません)。1926年からVDP(高品質ドイツワイン生産者連盟)に加盟しています。 2008年からはフーシュレHuschle家がワイナリーを任されています。当主は30代のシュテファンです。
醸造所はライン川に近いオッフェンブルクOffenburgの郊外にあります。オッフェンブルクはフランスのアルザス地方のストラスブールと同じ緯度で丘の上のぶどう畑からはストラスブールの街も見えます。 このエリアのベライヒはオルテナウOrtenauです。縦に細長いバーデンの中で北寄りのエリアです。
この造り手の最も大きな特徴は2つの異なる土壌の畑を所有していることです。 オッフェンブルクに近いツェル・ヴァイアーバッハZell-Weierbachの畑は花崗岩Granit(グラニート)土壌です。数キロ離れたベルクハウプテンBerghauptenにある畑は片麻岩Gneiss(グナイス)の土壌です。 花崗岩の土壌はバーデンに点在していますが、片麻岩単独の土壌はこのエリアのみです。片麻岩土壌の畑はオーストリアに多いです。 この2つの土壌という特徴を活かし、オルツヴァイン(村名ワイン)のワインはリースリング、シュペートブルグンダーなどは同じ品種でそれぞれの土壌からのワインを別々にリリースしているので、土壌違いの比較を楽しむこともできます。 品種や等級にもよりますが、花崗岩土壌のワインのほうが軽やかでフルーティー、片麻岩土壌のほうが複雑みがあるように感じます。 シュペートブルグンダー、グラウブルグンダー、ヴァイスブルグンダーといいったバーデンを代表する品種の他にリースリングも多く栽培されています。両方の土壌の畑で栽培しているぶどう品種もありますし、適している片方のみで栽培されている品種もあります。
認証は取得していませんが、ビオロジックによる栽培です。 極端に収量を落とす、自然派ワインの造りをしている、などといった目立つ特徴的なことはしていません。しかし、丁寧にぶどうを育て、その土壌、ぶどうにあった造り方をすることによって、畑の個性も表れている自然なワインに仕上がっています。すごい、ではなく、おいしい。ワインを飲む中で重要な部分がしっかりとある、誠実なワインをリリースしています。
|
フランケンシュタインの他のワインはこちらから

Zell-Weierbaachの畑 奥にはフランスのストラスブールの街並みが見えます
住居も兼ねている醸造所の建物の地下のセラー
醸造所のゲストルーム 庭も広く、パーティも行われます