グランツシュトゥック リースリング (辛口・ミッテルライン) 2015 ヨステン ウント クライン
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Josten & Klein Riesling 'Granzstück'
trocken ヴィンテージ 2015 ぶどう品種 リースリング アルコール度数 12.5% 味わい ミネラル感が豊かで複雑みのある辛口
スクリューキャップ使用
商品番号 |
jos15003 |
商品名 |
グランツシュトゥック リースリング (辛口・ミッテルライン) 2015 ヨステン ウント クライン |
希望小売価格 |
4,400円 |
販売価格 |
3,800円 |
税抜価格 |
3,455円 |
生産地 |
ミッテルライン |
送料区分 |
送料別 |
在庫 |
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ありそうでないバランスのリースリング
果実味よりも花の香りやハーブ、ミネラル感が前に出ているあまりなりタイプのドイツの
辛口リースリングです。
この造り手の白ワインは、ミッテルラインでもコブレンツよりライン川の下流(北)、右岸の
ロイテウスドルフLeuteusdorfのエリアの南西向きの斜面の畑から造られています。
モーゼルのようなシーファー(粘板岩)土壌ですが、1400万年前の噴火による火山灰が
積もりシーファー土壌に混ざっているので、独特な特徴のあるワインが生まれます。
グランツシュトゥックはこの造り手独自の格付けで、グーツヴァイン(ハウスワイン)の一つ上
の価格帯です。
土壌によるキャラクターとしてリースリングのワインではあまり感じない風味あるのですが、
リースリングならではの、熟したぶどうによる果実味、フルーティさもあり、両方のニュアンス
が融合しているのが特徴的で、他にはないバランスのワインとなっています。
複雑味があるので、飲みごたえのあるリースリングを求めている方にもおすすめできます。
冷製のハム、ソーセージ、塩漬けなどのお肉料理や濃くない味付けの温かい豚肉料理と相性
がよいです。
ドイツのリースリングの典型的な部分とそうでない部分、両方があるとても魅力的で興味深い
ワインです。
リースリングの幅、可能性をもっと知りたい方にはぜひ飲んでいただきたい一本です。
ブログでは醸造所を訪れた時のことを書いています。
醸造所紹介
Josten & Klein ヨステン ウント クライン
30代のマーク・ヨステンとトーステン・クラインが2011年に立ち上げた醸造所。2018年からはヨステン一人となり、アールのマイショス近くの工場地帯の一角の倉庫でワインの醸造、熟成、保管をしています。
アールとミッテルラインの両方に畑を所有しています。 アールでは赤ワインを生産していて、主にマイショスに畑を所有していて、大半はピノ・ノワールで、少量のみピノ・マドレーヌ(フリューブルグンダー)も栽培しています。 ミッテルラインの畑からは白ワインを生産しています。コブレンツよりライン川の下流(北)、右岸のロイテウスドルフLeuteusdorfのエリアの南西向きの斜面に畑を所有しています。リースリングだけでなく、グラウブルグンダー(ピノ・グリ)、ソーヴィニヨンブランも栽培しています。 どちらも急斜面の畑が大半で、主にシーファー(スレート、粘板岩)土壌という特徴が同じです。
ビオロジックによる栽培で、フィルターを通さなかったり、亜硫酸が少なめのワインを造ったりと、現在のトレンドを取り入れてはいますが、手法を売りにするのではなく、パーフェクトなワインを目指していて、あくまでそのための選択肢としてそういった手法をとっています。 自然発酵で、テロワールも表現されたこの土地、畑ならではのワインを目指しています。そのためには樽での熟成をできるだけ長くし、瓶詰め後も時間が経ってこそ良さが出てくるワイン造りをしています。
ヴァインベルク店主は大規模な試飲会プロヴァインで初めてこの醸造所のワインを飲みましたが、その時はバレルサンプルで、まだかなり若いワインの試飲だったのですが、醸造所でバックヴィンテージを飲むと、その時とは異なる良さを感じました。
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彼の所有するアールのマイショスの畑にて

工場地帯の一角にある倉庫がケラー